本日本語教師養成420時間通信講座は全て込みで1740オーストラリアドル(約17万円 / 2024年8月時点)ですが、「3.四年制大学卒業および文化庁届出受理済みの日本語教師養成講座を修了した者」の420時間講座は50万円~70万円です。違いには日本国内の日本語教育機関(法務省告示機関)で働けるかどうかだけです。本講座では「2.日本語教育能力検定試験に合格した者 」のために検定試験(受験料 14,500円)も目指して学習できるようにもしていますので、法務省告示機関で働きたい方は検定合格を目指せばよいだけです。

さて、日本国内の日本語教育機関(法務省告示機関)で働く場合とそれ以外で働く場合、どちらにも長所、短所はあるでしょうが、参考までにここでは自宅でオンラインで教える場合と給与面の比較でみてみましょう。

法務省告示機関の非常勤講師は45分で約1500円~2000円、オンラインで教える場合は最初は50分で約1000円~1500円ですが、経験を積めば2000円以上稼ぐことも可能です。

また、オンラインの場合は交通費と移動時間も節約でき、しかも法務省告示機関のように決められた場所と時間に縛られることもなく、学習者との話し合いで、一日の時間を教える側も習う側もより有効に使うことができます。

本講座は受講生の都合の良い時間帯にご自分のペースで学習し、半年で全講座を修了することもできますが、貴重なお金と時間を費やすわけですから、講座修了後のことも考えて費やした分がどれだけ回収できるかもある程度計算しておくとよいかと思います。