ヨーロッパ・中東・アフリカ

毎回、とても丁寧に添削・ご指導いただき、返送いただいたワークシートを読み返すのも面白く、楽しみになっていた

Aさん 女性(イタリア・ローマ)
一般通信講座から始まり、マスター講座まで、7カ月間お世話になりました。日本語に関する基本的なことから日本語学についてのさまざまな知識、直接教授法・間接教授法のノウハウ、教師としての心得、授業のやり方、組み立て方など実践的なことまで幅広く網羅されていて勉強になりました。マスター講座の5~7回目あたりが課題も多く、音声学や語構成、日本語文法理論など複雑な内容になり、ワークシートの提出が大変でした。各章の最後にある練習問題も難しかったです。
しかしながら毎回、とても丁寧に添削・ご指導いただき、返送いただいたワークシートを読み返すのも面白く、楽しみになっていました。各回で日本語を教えるための個人的な相談にも親身になって乗っていただき、支えとなりました。
イタリアの公立大学にて、今秋より36時間のビジネス日本語コースの講師をすることも確定いたしました。この420時間をやり遂げたということそのものをまずは一つの自信にし、今後とも日本語教師として日々精進してまいります。

内容が深く幅広く、必要な知識をしっかり勉強できたという達成感を得ることができ教科書で学習を進め、詳しい添削で再度勉強するというリズムも私に合っていた

Mさん 女性(フランス) 
全体を通して期待以上の素晴らしい講座でした。達成感と、全講座を終わって寂しい気持ちもあります。
外国語としての日本語教授法からさらに踏み込んだ後半のマスター講座では、内容が深く幅広く、必要な知識をしっかり勉強できたという達成感を得ることができました。教科書で学習を進め、詳しい添削で再度勉強するというリズムも私に合っていました。
前半の一般通信講座の終了を機に、以前から担当していた個人授業に加えて、今年度は十数名のグループ(初級、中級)を週5つ担当させていただく機会を得ました。当初は不安しかありませんでしたが、マスター講座を進めながら授業を実践できたことは良い勉強となりました。もちろん経験のなさを痛感する毎日ではありますが、学習者の皆さんが授業を楽しみながら上達していく様子が大きな励みです。
私が英語を本格的に勉強し始めた頃、日本語ではもっと細かく豊かな表現ができるのにといつも歯痒い思いをしていました。直接法の語学学校で学びましたので、それが語学力の問題だけでなく、言語の特性とその言語を育んだ文化の違いであると気づき飲み込むまでに時間がかかってしまい苦労しました。日本語での表現方法に固執して上手に切り替えることができなかったのです。このマスター講座ではその日本語の特性と背景も詳しく学ぶことができました。そして外国語として日本語を学ぶことは、どんなに大変なのだろうと改めて考えさせられました。
このような私自身の経験から、成人学習者への特に初級レベルでのアプローチとして認知学習法はとても有効であると感じました。そこで今回(最後)の学習範囲にあった言語形態の分類を早速、授業で取り上げてみました。学習者それぞれが話す言語(全員の共通語はフランス語と英語ですが、トルコ語、アラビア語、スペイン語、ロシア語など様々な母語の人がいます)と日本語を比較してクラスで話し合いました。違いが大き過ぎると嘆く人もいましたが、語順や助詞の使い方について気づきを得るのにとても役立ったと思います。また、どうしても毎回主語を言いたくなるのを我慢している、あれこれ察しなければならないことが多くて難しいなどの意見もあり、興味深い話し合いとなりました。
マスター講座の内容を授業で話すと、クラスの反応がぐんと良くなるのがわかります。例えば、日本語独特の言い回しの背景、助詞の役割など、教科書にない解説を加えると皆さんの頭にスッと入っていくようです。そのような時は、私が目指したい授業に近づけている気がします。
授業では毎回様々な質問が飛んできます。文法に関する質問には準備もしていますし、ノートや本を確認して答えることもできますが、それ以上の(マスター講座の)内容はしっかり整理された状態で頭に入っていないと必要な時にさっと出てきません。授業後、帰宅途中に「あの話をすればよかった...」と悔しい思いをすることもあります。
まずは夏のあいだにしっかり復習をして、9月からの新年度に備えます。
経験の浅さを知識だけでカバーすることはできませんが、余裕を持って楽しく、そして内容が印象に残る授業ができるように、知識の引き出しがたくさんある日本語教師を目指したいと思っています。『日本語教育全書』を手元に、読み返しながら経験を積んでゆきます。
ありがとうございました。

教科書や課題からだけではなく、添削やその他の付属教材からも本当に多くの学びを得ることができた。通信授業という形で海外在住の私も受講できるこちらの講座に巡り合い受講できたこと、そして、担当の講師の先生に毎回丁寧な添削と説明をしていただいたことに心から感謝している

Yさん 女性(ドイツ)
後半に当たるこちらのマスター講座では、日本語の歴史や音声学から文法に至るまでとても幅広い分野の内容を学ぶ必要がありました。課題の中には難しいと感じたものもありましたが、これまで母語としてなんとなく使用してきた日本語を様々な視点から体系的に学習することができてとても楽しかったです。
講座の受講と並行して、日本語の予備知識がほとんどない7名の方に日本語を教授する機会がありました。
レッスンの中で、「母」と「お母さん」の漢字の読みの違いについて質問され、音読みでも訓読みでもない「熟字訓」の説明をしなければなりませんでしたが、日本語教育能力検定試験の解答・解説のおかげでスムーズに説明を行うことができました。
教科書や課題からだけではなく、添削やその他の付属教材からも本当に多くの学びを得ることができ、大変感謝しております。
講座を受講するまでは、日本語は文法に例外の多い言語だと思っていましたが、教材を読み込み課題をこなしていくうちに、実は例外だと思っていたことがそうではなく、自分の知識不足から例外だと思い込んでいただけであったことに気づく機会も多かったため、改めて世界の中の一言語として、また学習者と教授者の両方の視点から日本語を学ぶことができてよかったと感じました。
通信授業という形で海外在住の私も受講できるこちらの講座に巡り合い受講できたこと、そして、担当の講師の先生に毎回丁寧な添削と説明をしていただいたことに心から感謝しております。 今後は、教えていただいたことを活かし、明るく親しみやすい日本語教師として社会に貢献できるよう精進いたします。

痛感したのは、「日本語を話せる」(母国語なので当然といえば当然ですが)ということと、「日本語を教えることができる」ということは全くの別物だということ

Yさん 女性(イタリア) 
一般通信講座のどの課においても、知らなかったことや驚きの連続でした。担当の先生の解説でさらに深く理解することでき、添削して頂いたワークシート全てがまるでもう一冊の特別なテキストのようです。 一般通信講座で痛感したのは、「日本語を話せる」(母国語なので当然といえば当然ですが)ということと、「日本語を教えることができる」ということは全くの別物だということでした。

日本語を国語としてではなく、外国語として見つめることが非常に新鮮だった。英語圏の人の訛りがどうしてあのようになるのかが理解できた

Sさん 女性(イギリス)
日本語を国語としてではなく、外国語として見つめることが非常に新鮮でした。英語圏の国に暮らしているので、英語との違いという観点が分かりやすかったです。
学習した内容で、特に印象に残った項目は、Introductionで学んだ日本語の発音についてでした。英語圏の人の訛りがどうしてあのようになるのかが理解できました。中でも、「i」の音を短く速く弱く発音する母音化音「y」や、メトロノームに例えた拍の長さが均等なピッチアクセントの説明は、外国人である夫の日本語の発音をすぐに改善しました。 一般講座終了後は、引き続きマスター講座で学習を継続します。日本語という言語を理解し、日本語教育に携われる知識を得られるよう、精進してまいります。

人間として優しい雰囲気の教師になることができれば、語学教師としてのレベルは高くなるだろうと思った。結局温かいコミュニケーシンが大事であると感じた。そのような人間性に加え、要所要所で教師として適切な態度、対応、解説を行うことが出来れば語学教師として立派に活躍できる気がする。その要点を今回学ぶことができたので、とても嬉しく思う

Tさん 女性(ドイツ) 
教師としての基本的な態度、授業の流れ、するべきこと、しないようにすること、なども学習できたので良かった。これをきちんと生徒に指導でき、なおかつ人間として優しい雰囲気の教師になることができれば、語学教師としてのレベルは高くなるだろうと思った。私自身、英・仏・独語を勉強してきて、さまざまな語学の先生方と接する機会があったが、結局温かいコミュニケーシンが大事であると感じた。あまり文法説明に関して完璧な指導をしない教師がいても、温かい雰囲気の教師であれば、生徒はあまり離れていかない。そのような人間性に加え、要所要所で教師として適切な態度、対応、解説を行うことが出来れば語学教師として立派に活躍できる気がする。その要点を今回学ぶことができたので、とても嬉しく思う。 文法に関しては、日本語ネイティブならではの疑問に答えるように文法解説がされているのでとても勉強になった。ネイティブであるとどうしても、あまりにも当然に文法を使いこなしてしまうせいで、指導するのに非常に困る場合や疑問が多いので、今回の基本的な文法の解説はとてもためになった。日本語はヨーロッパの言語と文法の構造も随分違うので、ヨーロッパの生徒達が勉強を始めると、日本語の文法があまりにも違うので、動揺する生徒さんが多い。そこをどう分かりやすく説明できるかが勝負だろうと感じる。

先生にアサインメントの添削を通して長期にわたって献身的に支えていただいたこと、そして毎回迅速に添削していただいたこと、大変感謝している。この歳になって「人生は短いから自分が本当にしたいことをしよう」と心から思えるようになった

Eさん 女性(スイス)
日本語を話す時は全く文法など考えていなかったので、外国人向けに言葉を教えるという事は、いかに自分自身が外国語としての日本語の文法を学ばないと教えられないという事が実感できた。何となく使っている言葉でも、教えるとなると外国人の立場になって日本語を考えなければならないとよく感じた。

何となく使っている言葉でも、教えるとなると外国人の立場になって日本語を考えなければならないとよく感じた

Uさん 女性(アイルランド)
前半の日本語の基礎を学ぶ一般講座を受けていた時は、自分の母語である日本語をゼロから学ぶことがとにかく新鮮で、日々新しい文法知識を得ることが楽しく、割と前向きな気持ちで最後まで学習することができました。後半のマスター講座は日本と日本語に関して多面的視点から専門的に学ぶものでした。
通信講座なので基本は独学に近い勉強形式でしたが、わからないことは先生に聞ける、という安心感は常にありました。先生にアサインメントの添削を通して長期にわたって献身的に支えていただいたこと、そして毎回迅速に添削していただいたこと、大変感謝しています。先生から添削の結果と共に送られてくる補足説明を読むのをいつも楽しみにしていました。今回でそれが最後となることに一抹の寂しさを覚えますが、年末から始めたこの講座を無事完遂できたことに安堵し、嬉しく思っています。長い間お力添えをいただき、本当にありがとうございました。
さて、今後の抱負はいくつかありますが、一つ目はテキストの文法事項と添削していただいたアサインメントのメールを再度読み直すことです。講座を終えた今、落ち着いて最初から目を通し、忘れてしまっていることはないか確認したいと思っています。また、この講座では外国人の目線から、外国人に日本語を教えるための文法を学びましたが、今度は自分のために国文法を見直すつもりです。中学生の時に習ったことですが、忘失しまっていることも多々あると思うので、日本語と真摯に向き合うために国文法にも少し時間を割きたいと思います。講座で学んだ日本語文法を別の角度から見れば、また新しい何かが見えてくるのではないかと心が高鳴ります。
二つ目は、自分がどのように日本語、そして日本語学習者と関わりたいのか、今一度よく考えることです。講座を始める前には想定していなかった日本への帰国が決まり、それに伴い自分が今後やりたいこと・やれることの状況も少し変わりました。ですが、この講座で学んだこと、そして自分自身を最大に活かせることをしたいと思っています。長年海外で暮らし、いろいろと価値観も変わり、この歳になって「人生は短いから自分が本当にしたいことをしよう」と心から思えるようになりました。外国人へ日本語を教える場所、日本文化を伝え広める方法も幾多とある今日の世の中なので、自分にあったやり方で日本語に末長く携わることができればと考えています。

添削は、毎回同じ先生が、詳しい解説をしてくださり、大変励みになった。御社のテキストは英語と比較しながら説明されているので、英語を理解する学習者に説明するのに、非常に役に立つと思った

Yさん 女性(フランス)
受講してみて、添削は、毎回同じ先生が、詳しい解説をしてくださり、大変励みになりました。最後まであきらめずに頑張ることができたのも、先生とのやりとりのおかげです。ありがとうございました。
学習内容そのものは、思っていた以上に難しい部分もあり、また思っていた以上に奥が深く興味深いものでした。母国語でありながら、実は知らなかったことがこれほど多いのだということに驚きました。これまで英語とフランス語を外国語として学習してきましたが、日本語を外国語として捉えてみると、英語・フランス語と比べ、文法を合理的・体系的に教えるのが難しい言語だと感じました。その上で、御社のテキストは英語と比較しながら説明されていますので、英語を理解する学習者に説明するのに、非常に役に立つと思いました。
今月から、初めての生徒さんに個人レッスンを始めました。実践してみると、御社のテキストが、実際に教えることを想定してよく整理されていることが、あらためてわかりました。これから何度も読み返すことになると思います。
日本語教師の仕事は、すぐに専業とできるほどの収入にはできないと思いますが、定年退職後も含めて長期的に、続けていきたいと思っております。
一年間、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。


オランダでは基本的に英語で教えることになるので、間接法を中心とした教授法であったことが特に良かった

Aさん 女性(オランダ)
講座では実際のテキストをもとに教授法を具体的に学ぶことができ、とても有意義でした。オランダでは基本的に英語で教えることになるので、間接法を中心とした教授法であったことが特に良かったです。昨年、並行して日本語能力検定試験の勉強をし、合格することができました。ただ、試験勉強だけで実際に教えるのは難しかったと思います。合わせて講座を受けたことで、より深く日本語の文法を理解し、学習者が疑問を抱くポイントなど実践的な内容を学ぶことができ、少しは自信を持って教えることができそうです。 今年に入ってからボランティアで日本語のプライベートレッスンを行っています。まだ講座で学んだことすべてが頭に入っておらず、テキストで調べながら教えている状態ですが、少しずつ慣れていきたいと思っています。

オンラインでの教授方法なども教えていただけたので、とてもありがたく感じている

Tさん 女性(チェコ)
毎回の課題に対する添削説明もとても詳しく、こちらも改めて何度も見直して自分のものにしていきたいと思っています。
この講座を始めた当初は、海外に住んでいるため誰か日本語学習を必要としている人に教えてあげれたらいいな、という軽い感覚でした。でも学習を進めていくうちに、日本語への関心が高まり、また日本神話や言葉の成り立ちや大和言葉などにも興味が湧いてきました。そのため、 奥の深い日本語を「ただ喋れる」「読める書ける」という学習ではなく、もっと日本語の深さを伝えれるようなことがしたいと思うようになりました。とりあえずは教える経験を増やしていくことが大切だとは思いますが、いずれは日本語を味わってもらえるような授業をしていくことが目標です。
オンラインでの教授方法なども教えていただけたので、とてもありがたく感じています。
是非参考にさせていただきたく思います。 大変お世話になりました。どうもありがとうございました!



日本語の文法を「外国語の文法」として見つめることができて、非常に興味深く、勉強になった

Mさん 女性(イギリス・ロンドン) 
日本語を教えたことがないため、どこから始めるのか、そしてどうやって進んでいくのか想像すらできていませんでしたが、日本語の文法を「外国語の文法」として見つめることができて、非常に興味深く、勉強になりました。14代表動詞や第一群・第二群・不規則動詞、イ形容詞・ナ形容詞、て形・ます形・ない形など、日本語文法の形態や用語を学び、また普段何気なく使っている動詞の活用について改めて考える機会もあり、とても有意義でした。また毎回ワークシートの各設問への細かい解説もお送りいただき、とても助かりました。ありがとうございました。

誤った文や表現がなぜ誤りなのか説明出来なかったのが、今後はこの講座のおかげでしっかり説明が出来るようになると思う

Rさん 女性(フランス・パリ)
海外で生活して他言語と比較する機会を持つまであまり文法的視点から日本語を意識的に捉えたことがなく、この講座の内容はとても興味深いものでした。誤った文や表現がなぜ誤りなのか説明出来なかったのが、今後はこの講座のおかげでしっかり説明が出来るようになると思います。日本語ネイティヴでありこの言語を感覚的に学んだからこそ、日本語学習者がどのように日本語を学習していくのか、また、例えば英語話者にとってどのような点でつまずきやすいかを知ることは重要な点です。英語を媒体として日本語を教授することを目的としたこの講座は、一般的な日本語教師養成講座とは一味違う面白味があったと思います。また、時代の変化に伴い、オンライン講座についてのマニュアルがあったこともとても有難く思います。
今後は、英語やフランス語を通しながら、日本語を学ぶ夫や今後出会う日本語学習者が良い日本語学習体験ができるようサポートしていけたらと思います。
講座は修了しましたが、今後も日本の文化・伝統・歴史などの語学の背景として重要なもの知識を深め、自己研鑽に努めます。

6,7人にオンラインとFace to face でイギリス人に教えている

Mさん 女性(イギリス)
マスター講座に入ってからは、言語と心理や異文化間教育など、読んで知ってみると自分の認識と一致させることができたのでよかったです。理解はできていても言語化して説明できるとさらに理解度が増す内容でした。
和語や漢文についてはこれまでほぼ勉強をしたことがなく自分の弱みなのでこれからは万葉集や古文も勉強してみたいと思いました。これは教えるためよりも趣味の範囲でです。敬語についても仕事をしながら上司や同僚から習った敬語を使用していましたが改めて見直せてすっきりしました。
私は1年前から計6,7人にオンラインとFace to faceでイギリス人に教えており、社会人の2人はGenkiのチャプター8位まで進み、1人は彼女自身がとても勉強熱心なため1年前に比べると会話力がとても上がりました。
今後の抱負は、生徒さんの目標をしっかり聞き取りシラバスを明確にしたいと思いました。希望は長期的に初心者から教えることができる構造的シラバスを使用できる学習者に教えることですが初歩的な部分から自分で教材を準備したり計画を立てて進めることができれば自分にとっても楽しいだろうと思いました。いろいろなターゲットや話題について意見交換する能力も身につけるため日本語の歴史や時事問題、心理や文化についてももっと記事を読んでいきたいと思います。

少しずつ日本語学習者に教えられる自信がついてきている

Kさん 女性(イギリス・ロンドン)
ネイティブ日本人なので、日本語のどこが間違えているのかはずぐ分かります。しかし、なぜ間違っているのかと聞かれると、ばんやりしか分かりませんでした。それが、この講座を始めてから、色んな事が分かってきました。少しずつ日本語学習者に教えられる自信がついてきています。
もっと日本語の知識と、レッスンの進め方などを学び、もっと自信をつけていきたいと思っています。そして、この講座を参考にしながら、授業で使える教材を少しずつ作っていきたいと思っています。



毎回詳しい解説と質問への回答を頂き大変参考になった

Fさん 女性(イタリア・ローマ)

普段意識せずに使っている日本語について、細かな文法上の分類や規則、意味の違いなどを深く知り、考えるきっかけになり勉強になりました。助詞などはたった一言でも微妙なニュアンスが異なってきたり、英語やイタリア語にはないあいまいな表現・話し手の意図するところをほのめかしていたりして、面白いです。ワークシートの添削でも、毎回詳しい解説と質問への回答を頂き、大変参考になります。また、こちらの講座では文法の説明等だけではなく、実践的なテクニックも一から説明してあり、教材の使い方やひとつひとつの文型の英語での導入方法など、取り入れていきたいです。無料で使える教材が満載のオンラインサイト等もお勧めして頂けて有難いです。学習者にとって日本語は難しい言語であり、教えるのも大変ですが、大人から子どもまで日本語を勉強したいと言ってくれる人によく出会うので、力になれれるようこれからも頑張りたいです。

日本語取得を目指す生徒達が増えることを心より願い、私もその教育者として恥じない日本語教師になりたいと決意いたした

Eさん 女性(スイス)
日本語を話す時は全く文法など考えていなかったので、外国人向けに言葉を教えるという事は、いかに自分自身が外国語としての日本語の文法を学ばないと教えられないという事が実感できた。何となく使っている言葉でも、教えるとなると外国人の立場になって日本語を考えなければならないとよく感じた。

本講座で学んだ知識と教材案をレッスンに活かしてオンラインでグループレッスンをしている

Mさん  女性(イギリス・ロンドン)
御社の講座を受講する前は、販売や事務の仕事をしていました。受講のきっかけは、イギリスに住んでから3年間販売の仕事をしていましたが、お客さんに日本好きな方が沢山いらっしゃったことと、周りに日本や日本語に興味のある方がいたので、日本語を教えてみたいと思うようになったからです。
勉強は、仕事、家事、育児の合間の時間を使って学習しました。
充実した内容の教科書で、日本語教師の経験ゼロの私でも、理論と実践の両方の面を分かりやすく学ぶことができました。特に、レポート添削がとても丁寧で、私の解答の他にも追加で沢山の知識とアドバイスを頂けたことが大変役立ちました。
講座を開始してからボランティアで日本語を教え始め、オンラインでグループレッスンをしていますが、本講座で学んだ知識と教材案をレッスンに活かしています。また、仕事としてもレッスンができるようになりました。
今後は、生徒さんが楽しく成果の出るレッスンを目指して日本語教師としての経験を増やしていきたいです。講座を修了しても学んだことを実践に活かせないと意味がないので、常に学びの姿勢で知識のインプットをしていきたいと思います。今までご指導いただきありがとうございました。

何となく使っている言葉でも、教えるとなると外国人の立場になって日本語を考えなければならないとよく感じた

Kさん 女性(スイス) 
今回、こちらの日本語教師養成通信講座で勉強をしたことで多くのことを学びました。まず、教える上での基本的な理論や方法論を理解するだけでなく、実際の授業でのどのように教えていければ良いのかも理解でき、現在教えている上でも実践できる内容もありました。今後は、生徒たちのニーズや学習スタイルに合わせて授業を計画し、生徒等にあったテキストを選択する重要性やその生徒達のレベルに応じた教育をしていければと思いました。また、日本語教育におけるコミュニケーションの重要性やフィードバックの効果的な方法など、教師として今まで知らなかった基本的なスキルを向上させることができました。この講座によって生徒たちがより効果的に学習できるように私自身も少しずつですが成長し、理解を深めていく機会ができたこと感謝致します。
今後は、この講座で学んだ知識やスキルを活かして、より良い授業を提供し、生徒たちが日本語をより深く理解し、自信を持ってコミュニケーションできるようにサポートしていきたいと考えています。私自身、海外生活が長くなり、日本文化や日本語も少し怪しくなってきたこともあり、このように再度日本人として日本文化や日本語教育を継続的に学び、教師としてより良いレベルの教育を生徒達に教えていく責任があると感じました。これから、日本景気が向上し、もっと多くの外国人が日本の文化や日本の技術など日本に興味を持ち、日本語取得を目指す生徒達が増えることを心より願い、私もその教育者として恥じない日本語教師になりたいと決意いたしました。

学習者にとって一番わかりやすい授業となるように常に最善を尽くしたい

Uさん 女性(アイルランド・ダブリン)
日本語を外国語のように学んだのは初めてのことで、日々得るところの多い講座でした。特に印象に残ったことは二つあり、一つ目は、アサインメントでも何度も取り上げられた「は」と「が」に関してです。これまで感覚で使ってきた「は」と「が」の使い方や使い分けを文法的に学んだことで、今はひとまず自分の中でそれらの違いが明確となり、知見の広がりが顕在化したことに嬉しさを覚えました。二つ目に印象に残ったことは直接法での日本語の教え方です。共通の言語がなく、かつ初級レベルの学習者に日本語だけで教えることの大変さを深く感じると同時に、直接法では目からの情報がいかに有益なのか、また日本語のみで教えるには教師の頭が柔軟でないと学習者がわかりやすい状況設定を作れないことなどを痛感しました。将来、間接法で教える場合であっても直接法で学んだことを十分に活かし、「学習者にとって一番わかりやすい授業」となるように常に最善を尽くしたいと思います。日本語教師として、また日本人として恥じるところのないよう、日本語と向き合う時間をさらに増やし自己研鑽に努める所存です。
先生、これまで一般通信講座での添削をご担当いただき、大変ありがとうございました。

毎回続けることができたのは、レポート上でも細かな指導が受けられるという心強さがあったから

Tさん 女性(ドイツ)
日本語教師として日本語を学んだ当初は、あたりまえに使っている言語とはいえ、その複雑さ奥深さに戸惑うこともありましたが、毎回の丁寧な添削・メッセージのおかげもあり、それがより面白さ、興味深さに変わったように思います。また自分自身も現在、海外で外国語を学んでいる立場でもあり、試行錯誤しながら学んでいる最中であります。本講座を受講するようになってから、ただ授業を受けるのではなく、日本語との違いを以前より考えるようになったり、指導方法や先生の意図などもすべてが自分自身の糧になるような気持ちで受けることができるようになりました。
今後は自分の経験も生かした形で、日本語に興味を持つ方々に日本語を教えるだけでなく、 日本の文化など魅力的なことを伝えたり、日本で生活することや旅行で来ることに対しての不安も和らげることができるような存在になりたいと思います。かなりゆっくりなペースではありましたが、毎回続けることができたのは、レポート上でも細かな指導が受けられるという心強さがあったからだと思います。この講座を受講することができたことに感謝しています。本当にありがとうございました。 

学習者のニーズに合わせて効率的に教えられるのか理解できた

Kさん 女性(スイス)
日本人としてごく当たり前に、何気なく使っていた日本語のルーツ・歴史・文法などを改めて勉強することができて、日本人として誇らしく思うのと同時に、これを日本に興味のある学習者に伝えていけたらと再確認することができたように思います。日本語学習者にとって何が難しいのか、どういう方法であれば学習者のニーズに合わせて効率的に教えられるのか理解できたように思います。

まずは夫や友人に日本語を教えることから始め、近い将来、オンラインで世界中の人に日本語と日本の文化を教えていきたい

Mさん 女性(イギリス)
とても興味深い内容で勉強になりました。母国語としての日本語教育と、外国語としての日本語教育に差があることは想像してはいましたが、ここまで大きな差と深みがあるとは知らず、講座前半では、理解をして飲み込むのに少し時間を要しました。後半の言語学の知識は少し難しいところもありましたが、こちらもとても興味深く、勉強になりました。毎回の先生の詳しい解説も為になりました。本当にありがとうございました。これから何度も何度も復習し、自分の知識としてしっかりと身につけていきたいです。
今後は、まずは夫や友人に日本語を教えることから始め、近い将来、オンラインで世界中の人に日本語と日本の文化を教えていきたいと思っています。また、娘にも正しい日本語を教えていくつもりです。
外国に生きる日本人として、母国である日本の知識を身につけ、それを語ることができるのは自分自身の自信にもつながります。
こちらの講座を受講して本当に良かったです。ありがとうございました。

日本語を話さない人の視点から日本語を見つめる、というのは難しくもあり楽しくもあり、自分の母国語について何も知らなかったんだな、と初心に戻った気持ち

Mさん 女性(イギリス・ロンドン)
英語講師をしていた時に、ネイティブスピーカーほど文法の説明で苦心するという状況を散々目撃しましたが、私も日本語のパターンについて意識したことがなかったので全てが新鮮で非常に勉強になります。日本語を話さない人の視点から日本語を見つめる、というのは難しくもあり楽しくもあり、自分の母国語について何も知らなかったんだな、と初心に戻った気持ちです。これからもよろしくお願いいたします。

この講座は実際に現場に立ってからとても役に立つ内容だと思う

Mさん 女性(イギリス)
前半の10回のワークシート提出を終えて、講座を受ける前とだいぶ日本語を教える印象が変わりました。講座を受ける前は、直接法に関しての知識を深めたいという思いと、学習者に対して媒介語(英語)を通して文法をいかに説明するべきかを学びたいと思っていましたが、講座の中で学ぶにつれ、学習者が授業中にどんなことを疑問に抱き、また、どのように答えるべきか、実践的な授業のアプローチも含めた講座の内容がとても印象に残っています。この講座は実際に現場に立ってからとても役に立つ内容だと思います。まだ、前半を終えたばかりではありますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。

あまり日本では知られていないルーマニアと、日本をつなぐ役割を担っていきたい

Mさん 女性(ルーマニア)
マスター講座は一般講座に比較して、覚える情報量も非常に多く、自分の中で整理して理解することが重要だと痛感した。マスター講座で学んだことの、一つひとつすべてを日本語学習者に教えるものではないと思うが、この内容を教師自身が十分に理解することが重要であることがよく分かった。その知識を用いた教案や教材づくりをした上で教えることが、本当に解りやすく学習者のためになる授業となることを学んだ。
 今後すぐに日本語教師として働く予定はないが、自己研鑽のため一般講座・マスター講座で学んだことを復習し、教案作成について調べ、教材準備を続けていく予定である。またルーマニアに移住するため、現地で日本語や日本文化に関して興味のある人がいれば、率先して動く人材となり、将来的にはイベント企画で集客できるようになることが目標である。日本に興味を持つ人口を増やし、あまり日本では知られていないルーマニアと、日本をつなぐ役割を担っていきたい。

日本語講師としてフランスでフリーランス開業登録することができた

Iさん 女性(フランス)
約1年間もの間、ご指導いただき本当にありがとうございました。
講座を受けている途中で良いご縁があり、日本語講師としてフランスでフリーランス開業登録することができました。本講座テキストの日本語教育全書は私にとってのバイブルのような存在で、実際に指導する中でわからないことがあればいつも開いて確認していました。生徒からの質問は文法や語彙だけにとどまらず、文化のことなど本当に様々ですので、包括的に日本語教育について書かれている本書は実践にとても役立ちました。
 今後の抱負としては、本講座での指導法を元にフランス語での間接法での指導をもっと勉強し、確立していきたいです。

我が子(バイリンガル)たちのためにも

Yさん 女性(フランス)
母国語を外国人が学ぶ視点から学習できて非常に興味深いです。
我が子たちはバイリンガルではありますが、日記を書く課題などで間違えた日本語を書いているときに、説明がしやすくなった気がします。
学ぶ情報も多いので、アサイメントを提出していても全ては頭に入りきれていませんが、早く実践してみたい、という気持ちも大きいです。

この講座で学んだことを体系的に説明できるようにしっかり覚え教えられるようにしたい

Wさん 女性(イギリス)
動詞は丁寧表現、常体表現それぞれに付属してさまざまな表現が作られているということを認識させられた。この講座で学んだことを体系的に説明できるようにしっかり覚え教えられるようにしたいと思った。また、ちょっとした表現についても日本語特有のもののこともあるため、どのように説明するかその講座を通して勉強になってよかった。

授業の進め方やオンラインで日本語を教える方法など、充実した内容が含まれている

Aさん 女性(イギリス) 
一般講座を進めていく中で、学習者の立場で日本語と向き合うという機会を頂いたと思います。いままで自分が触れてきた日本語とは異なる側面から深く知識を増やし、授業の進め方やオンラインで日本語を教える方法など、充実した内容が含まれており、今までの講座で学んだことをいち早く学習者の方に届けられるように、これからの学習に励みたいと思います。

少しずつ準備して、日本語を教える仕事もできれば良いなと思っている

Mさん 女性(イギリス・ロンドン)

WJLCの皆様、コース中は大変お世話になりました。

 海外生活の中で日本語学習についての質問もしばしば受けることから、軽い気持ちで日本語教師コースに申し込んだのですが、始めてみると、母国語とはいえ他言語話者に説明できるレベルまで体系的に理解することはなかなか難しいと思い知りました。学校の国語や古文で習ったレベルの文法はなんとなく頭に入っているとはいえ、日本人として生活して自然に慣れ親しんだり覚えたりして使ってきた部分については、文法用語をベースに理解するのが難しいと感じました。以前、英国人に英語文法について質問した際に「そういうふうに英語を勉強してないから説明できない」と言われたことがあるのですが、あの時の相手が言っていた意味がよくわかります。

 日本語を母国語とする人間にとっても文法用語や文法的説明を読み進めるのはかなり難しいと感じたので、これから日本語を学ぶ学習者のためには、彼らが取り組みやすいような教材作りやシラバス作りがとても重要だと思いました。

 私が住んでいるロンドンは人種のるつぼと言える街で、さまざまな国から本人自身や先祖が来た人々がいて、普段の生活の中で文化や生活習慣、考え方などの違いを実感する日々です。日本が大好きで日本語を学びたいという人たちにとっては言葉の背景にある日本の慣習や文化を理解してもらいやすいかもしれませんが、やはり、大多数の人にとっては学んでいく上で引っ掛かってくる部分が多いだろうなあと思います。学習者によってフレキシブルに対応できるようにもしなければと感じます。

 とはいえ、時々、びっくりするほどに流暢な日本語を話す非日本人の方々、また、日本人以上に日本的な方々にも遭遇するので、結局は外国語の学習は人それぞれです。それに、私が渡英した20年前と比べて、今は日本という国に関する認識もかなり違ってきた(前よりもはるかに理解されている)印象があります。時代の変化にも合わせて、日本語学習のスタイルも変わっていくのかもしれません。

 これからの抱負としては、今はまだ他の仕事もありますので、すぐには本格的に始められないのですが、少しずつ準備して、日本語を教える仕事もできれば良いなと思っています。思っているだけでいつまでも始められなくてもまずいので、なるべく早く動いて、教材などは教える中で手探りで作っていけば良いのではと思う気持ちと、きちんと最初のコース作りをある程度済ませてから始めるべきだという気持ちが半々なのですが、このまませっかく勉強した内容が宝の持ち腐れにならないようにせねばと思っています。

最後に、添削についてですが、添削の後についている追記事項が非常に詳しく、わかりやすいので、こちらもプリントアウトして、もう一つの教材としてファイルしております。

ありがとうございました。

大きい」は客観的、「大きな」は主観的と力点の違いを添削の説明で理解した時、微妙なニュアンスを分かりやすく伝える語彙力が自分にはもっと必要だと痛感した

Mさん (イギリス・ロンドン)
10回の講座を通して、日本語の細かい部分まで向き合うことができました。特に、課題の最後の自分で考えてみる問題は、いつも考え込んで考えがまとまらなくなることが多く答えを出すのに時間がかかったのですが、日本語についてじっくり考える時間を楽しむことができました。第2回の「大きい人」と「大きな人」について違いを考えてみる問題について、私は2つの言葉の意味合いをはっきり区別できなかったのですが、「大きい」は客観的、「大きな」は主観的と力点の違いを添削の説明で理解した時、微妙なニュアンスを分かりやすく伝える語彙力が自分にはもっと必要だと痛感しました。
毎回添削では沢山の補足を頂き、これからの学習で分からない箇所が出てきた時に振り返って復習できる、お守りのような存在になると思います。

こちらの講座は学習者を英語話者にしぼって説明してあるので私にとって最適な教科書だった

Fさん 女性(イギリス)
この講座で使っている教科書の口頭練習の多さに驚き、また自分の授業では全く足りていないことを自覚しました。今後にぜひ生かしたいことの一つです。「は」と「が」の指導に対して苦手意識を持っていましたが、講座を通して繰り返し学習していくうちにそれは払拭されました。いろいろな文法書や指導書を読みながら独学で今まで日本語を教えてきましたが、こちらの講座は学習者を英語話者にしぼって説明してあるので私にとって最適な教科書でした。

日本語のネイティブスピーカーであることと日本語を上手に教えることができるというのは全く別のこと

Yさん 女性(フランス)                                              一般通信講座を通して、「日本語のネイティブスピーカーである」ことと「日本語を上手に教えることができる」というのは全く別のことであると強く思いました。母国語である日本語のルールを理解し、それを知らない人にわかりやすく伝える難しさを感じます。それと同時に、例えば地域差はあるもののその表現が自然かどうかなど、ネイティブスピーカーである利点も感じます。一般通信講座では教え方の詳細も学ぶことができたので、それを実践しながら自分の教え方として定着させたいです。ワークシートがあるおかげで、テキストを勉強してから考えながら理解を試すことができ、ワークシートの丁寧な添削でさらに復習と深い勉強ができます。テキストもオーディオや動画など組み合わせて勉強でき大変ためになりました。

日本に興味のあるアフリカの若者と、日本をつなげていけるよう、尽力してまいります

Mさん 女性(セネガル)
毎回、大変ご丁寧な添削と、さらなるコメントを書き加えていただき、大変に勉強になりました。
心より御礼申し上げます。
ここセネガル及びアフリカ大陸においても、漫画等の影響で日本語に興味のある若者がたくさんおります。
私が教えております西アフリカの国々共同で運営されておりますビジネススクールでも、日本語コースがあります。ただ、よくあることだと思いますが、漫画から入った学生は、「私」を「俺」と呼んだりするなど、漫画の影響を強く受けています。
そうした学生たちの日本語への興味を損なわずに、正しい日本語へ導ければと思います。
セネガルでは、日本語能力試験JLPTの実施が長い間中断されていたようですが、日本大使館と上記のビジネススクールの協力で、現在、来年2024年末に再開できるように進めております。
また、先日、日本の会社とセネガルの若者省及び上記のビジネススクールで、セネガルの若者に日本で働く機会を与えるためのプロジェクトが締結されました。
その一環として、JLPTのN4へ向けての勉強が近いうちにスタートする予定です。
JLPT実施時期と呼応するようなタイミングで、不思議な縁を感じる共に、短い期間でN4合格を目指すことに責任もひとしお感じています。
こうして日本に興味のあるアフリカの若者と、日本をつなげていけるよう、尽力してまいります。
担当の先生のご健康と益々のご活躍、そして御社のご発展をお祈りしております。 
大変にありがとうございました。

日本語教育の基本的な部分を丁寧に学ぶことができた

Mさん 女性(ルーマニア)
日本語教育の基本的な部分を丁寧に学ぶことができた。
普段何の疑問もなく話している日本語でも、誰かに教えるために分解すると自分の母語でも疑問に思う点が多々あった。
この疑問はしっかりと解決して自分の知識にする必要があり、一方で疑問に思う力や感覚は今後も持ち続ける必要があると実感した。
それと同時にこの知識をどの様に形にするかが最も重要であることも痛感した。
生徒の使用する教材やレベルに合わせて、どう授業を組み立てていくかが難しい点であり、それが大きなやりがいの一つでもあると思う。

今後、日本語教師として日本の文化を伝えながら楽しく日本語を教えていきたい

Mさん 女性(フランス)
マスター講座を受けて思ったのは、日本語の教え方だけではなく、事細かく日本のことや日本語の長い歴史なども学べたのでよかったです。
 母国語が日本語なので日本語について詳しく考えたことがなく、日本語にこんな長い歴史があって正直驚きました。
 その他にも日本語教育の現状についてや他の国の言語についても詳しく学べたのでよかったです。
 教材だけではなく、細かく解説までして下さったのですごく分かりやすかったです。
 日本語教師として知っておかないといけないことがたくさんあるので、教材やメールを見直して忘れないようにします。
 今後、日本語教師として日本の文化を伝えながら楽しく日本語を教えていきたいです。

受講者にも学習者にもわかりやすいテキストが何より学ぶこと、教えることに意欲を注いでくれた

Mさん 男性(スペイン)

講座を申し込む前に講座の感想、体験談を拝見していたが、今となってはそれらを身をもって体験できた。

当たり前のように日本語を使っていたが、動詞の活用、文法を教える立場で学ぶことで日本語の難しさを改めて知れた。また、同時に便利な言語だと。

受講者にも学習者にもわかりやすいテキストが何より学ぶこと、教えることに意欲を注いでくれた。

海外で生まれ、育っている自分の子供たちへの日本語教育というモチベーションが一番で始めた

Mさん 女性(スペイン)
はじめに大変長い期間になってしまったこと、そしてその期間いつも丁寧な対応をしてくださったことに感謝致します。
日本語が話せるから外国人に日本語を教えられるというのは全く別のものだとわかってから、この講座がとても楽しかったです。教材を読んで初めて知る単語も沢山あり、難しい事も多々ありましたが、興味の方が大きかったです。
私は日本語教師への勉強としてこの講座を受講したというよりも、海外で生まれ、育っている自分の子供たちへの日本語教育というモチベーションが一番で始めました。そしてコロナウイルスや日本に住む家族の病気により、日本とスペインを行ったり来たりと、なんという時間が私たちの前を過ぎたのかと今振り返っても思い出せないくらい沢山の事がありました。
きっと私たち家族だけではなく、全世界沢山の人が怒涛、激動の数年だったと思います。それでも受講したことにより、母国である日本の事、日本語を改めて愛せるとても良い機会となりました。
なかなかここ数年自分の為に何かをするという時間がなかったし、勉強することもとても新鮮でした。数日前、偶然なのですが日本語を習っている3人の外国人に日本語を教えるという機会があり、初めてのクラスで緊張しましたがとても楽しい時間を過ごせました。(1日限定)
生徒の目、耳は日本語を欲し、真剣にそして楽しそうにしていました。自分の母国語をこんなに真剣に勉強しようとしている生徒に感動しました。そして自分がスペイン語を学んでいた時の事を思い出しました。あの時の自分の気持ちを忘れてはいけないと強く思いました。外国語を学ぶことの大変さ、文化の違いは私が一番理解出来ているはずだし、そうでありたいと強く思います。スペイン語教師として自分が好きだった教師はどういう人だったかと考えたとき、そこには知識があり、説明上手などありますが、一番はやはり聞いてくれる耳を持ち、教える情熱を感じられた人だったと思います。そうなれるよう日々勉強し、少しでも近づけられよう頑張りたいと思います。
そして一番の課題であります、子供たちへの日本語もこの夏休みから真剣に取り組む予定です。親と子供の関係だと難しい部分はありますが、なんとかお互い前向きにストレスなく楽しく日本語が上達できるようこの講座を生かしていこうと思います。

本当にありがとうございました。

今後、日本語教師として日本の文化を伝えながら楽しく日本語を教えていきたい

Mさん 女性(フランス)
マスター講座を受けて思ったのは、日本語の教え方だけではなく、事細かく日本のことや日本語の長い歴史なども学べたのでよかったです。
 母国語が日本語なので日本語について詳しく考えたことがなく、日本語にこんな長い歴史があって正直驚きました。
 その他にも日本語教育の現状についてや他の国の言語についても詳しく学べたのでよかったです。
 教材だけではなく、細かく解説までして下さったのですごく分かりやすかったです。
 日本語教師として知っておかないといけないことがたくさんあるので、教材やメールを見直して忘れないようにします。
 今後、日本語教師として日本の文化を伝えながら楽しく日本語を教えていきたいです。

私の日本語の授業を通して、イタリアで日本の魅力をイタリアの方々に伝えていければと思う

Yさん 女性(イタリア)
日本語教師を目指したいと考えたときに、海外からでも受けられる講座ということで本校を見つけ、選ばせていただきました。一見難しそうだと感じたテキストも、実際は非常にわかりやすく、毎回担当講師から送られてくる添削シートも丁寧で、最後まで集中して学習を続けることができました。感謝しております。今後はいよいよ、実際に、日本語を母国語としない方々に日本語を教えるということで、正直不安もありますが、経験を重ねて、良い講師となれるよう努めます。私の日本語の授業を通して、イタリアで日本の魅力をイタリアの方々に伝えていければと思います。最後までご指導、ありがとうございました。

発音や文法について外国語(特に英語)と比べながら日本語を体系的に学べとてもためになった

Iさん 女性(フランス) 
この講座では間接法中心で日本語教授法を学べたので、発音や文法について外国語(特に英語)と比べながら日本語を体系的に学べとてもためになりました。今現在少しずつフランス語話者の生徒向けに間接法で日本語を教え始めていますが、やはり入門では間接法から入ったほうがいいと感じています。というのも特にひらがなカタカナの習得について、耳から聞くだけでなく母国語のアルファベットの知識から頭で判断できるとよりきちんと理解できると思う為です。
また、講座を通じて痛感したのは、正しい日本語の使い方の判断の難しさです。日本語が母国語でも判断が難しい場合が多々あり、ワークシートの*マークの自分で考えてみる問題の中では特にそういう点に対するアプローチがたくさんあってよかったと感じています。

今後も日本人としての誇りを持って生徒と向き合っていきたい

Nさん 女性(スペイン・バレンシア)
マスター講座を通し、日本語文法だけではなく文化や歴史を紐解き深く考えることができました。細かな文法的ニュアンスは一度では消化しきれないものもあったので、今後も学びを続けしっかりと自分の知識にしたいと思います。数ヶ月前はなんとなくでしか説明できなかったことが、今では自信を持って説明できるようになり大変意義のある講座でした。日本語を教えることは、日本の文化的背景や考え方を教えることだと思いますので、今後も日本人としての誇りを持って生徒と向き合っていきたいと思います。半年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

自分の強みでもあるイラストを使いSNSなどで日本語を学ぶ楽しさを発信したい

Tさん 女性(スイス)
日本語教師養成コースを受ける前は日本語は私にとっての母国語ながら人に教えることはできず、どこから始めたらいいのかも分かりませんでした。コースを受けるにつれて、日本語の文法的仕組みや文化的影響などが学べてとても楽しく知識が増えていきました。今後は日本語教育能力検定試験も含めた更なる日本語教師になるべく知識と教育法を学び、母国の文化や言語に興味を持ってくれる人々に教えられる準備を続けていきたいと思います。そして自分の強みでもあるイラストを使いSNSなどで日本語を学ぶ楽しさを発信したいです。
丁寧な添削を続けてくださった先生に心から、ありがとうございました。

子育てが少し落ち着いたら、日本語を教える仕事がしたいと思っている

Rさん 女性(フランス)
講座の途中で第二子が生まれたこともありましたが、マイペースで課題に取り組んでいました。
毎回、課題と解説ともに内容の濃いものだったので、解説は何度も見返していました。
マスター講座では特に教案に時間がかかりましたが、今後どうやって授業をすればいいのか糸口がつかめた気がしています。
これからは他のどんなテーマであってもここでの教案を応用していけそうです。
今回この講座を受けて、日本語の奥深さを改めて実感しました。
講座はここで終わってしまいますが、母国語であっても語学に終わりはないと感じました。文化的な背景なども含めてこれからももっと勉強していこうと思います。
子育てが少し落ち着いたら、日本語を教える仕事がしたいと思っています。それから子ども達にも日本語を継承できればと思っています。
長い間添削にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

海外で住んでいる為、本当に日本人の親切さ、誠実さ、真面目さにあらためて気づかされて安心して進めて来ることができた

Aさん 女性(フランス)
まずは担当の先生の細やかな指導と優しいお褒めの言葉により最終回まで辿り着けましたこと、ここに感謝申し上げます。大変有難うございました。
また、不安一杯の申込に際し、メールでのやり取りにもかかわらず、とても信頼を持って開始することが出来ました。
海外で住んでいる為、本当に日本人の親切さ、誠実さ、真面目さにあらためて気づかされて安心して進めて来ることができました。事務仕事をされていた方々にも感謝申しあげます。
このようにメールで講座を受けるという不安は当初大いにありました。それでも、日本人の先生やスタッフの方がいる学校で勉強が出来て間違いなかったと確信しています。
驚いた最初の一つはその教材の量です。かなりのボリュームで果たして完了するのかとても不安で焦りました。小さいアパートなので置き場所にも悩みました。更にその教材の多さに、途中頭の中が散らかりだしてきたのを覚えています。(頂いたものは全部やろうとした為)それでも、とてもよくできていると思いました。
それについてはこの通信講座提出レポートの質問選択も同様に言えます。
ただ、一人で読んでいるだけでは中々身に入らない中、また沢山の教材があるなか、大切なところを網羅し、理解しないと答えることができないようになっているところが良く出来ていると思いました。
今後は現地での就職活動、研修、同時にボランティアも見つけてみたいと思っています。その間、更に勉強して、最終的に教えることの難しさと楽しさを経験していけたらと思っています。
皆様への感謝を込めて。

とても楽しく学習をすすめることができた数ヶ月だった

Sさん 女性(イギリス)
とても楽しく学習をすすめることができた数ヶ月でした。学習を進めるごとに
その内容の濃さと蓄えていく知識の量に戸惑いもありましたが、この学習を通して日本人として、人間としての深みが増していけばいいなと思いました。
講座が終了した後も引き続き日本語について、日本についてあらゆることにアンテナを立てながら学び続けていきたいと思っています。
本講座に出会えて、学習をすることができ本当に幸せでした。ありがとうございました。
これからも貴校のますますの発展とより多くの生徒様が講座を受講することを切に願っております。

授業の進め方についての悩みにも丁寧に答えてくださって本当に感謝してい

Aさん 女性(ドイツ)
ドイツで中級を教え始めましたが、独学のため、どうしてこの助詞を使うのかなど、生徒さんに説明できない時もありました。
でもこの講座を受講してから、今までよりも詳しく日本語文法を説明できるようになりました。
初級の生徒さんは特に助詞の説明を丁寧にする必要があるので、この講座の内容がとても役立っています。ありがとうございます。
担当の先生は、授業の進め方についての悩みにも丁寧に答えてくださって、本当に感謝しています。
こちらの講座で学んだ事で、前よりもわかりやすい授業用ワークシートが書けるようになり、自分の授業に自信が持てるようになりました。
これからも日本語講師としての知識をどんどん増やして、どんな質問にもわかりやすく答えられる講師になりたいです。

講座を修了した今、成長した自分を感じることができとても嬉しく思う

Sさん 女性(イギリス・ロンドン)
一般講座、マスター講座を通して私自身がとても勉強になりました。正直、大変に思うことが結構ありました。講座を始める前は、「日本人だから大丈夫、できるでしょ」と軽く考えていたのですが、いざ始めてみると知っているけど説明できない、テキストで説明されていることがよく理解できないなど、たくさんの壁にぶち当たりました。それと同時に目から鱗が落ちることもたくさんありました。日本人として情けないなという思いと、こんなに複雑な言語を私は普通に使いこなしているのだという優越感を感じながら進めて行き、講座を修了した今、成長した自分を感じることができとても嬉しく思います。講座を終了したからといってこの複雑な日本語を一回で全部理解するのは難しいと思います。これからは、講座で得た全ての知識、スキルを全力で生徒さん達に教え伝えながら、自分もまだまだ勉強して行きたいと思います。ありがとうございました。

「日本語」「日本人」について、客観的に観察をするよい機会になった

Kさん 女性(フランス)
以前の一般講座と同様に、日本語の文法に関しては我々日本人が想像している以上にずいぶんと複雑だなぁと感じました。感情や状況の詳細を細部まで微妙なニュアンスで伝えることができるのは日本語の大きな特徴であり、自在に使えることができる我々にとってはこれほど便利な伝達手段はないですが、故に日本人と全く異なる概念を持っている外国人に日本語を教えるという行為は、やはりセオリ―を理解できているだけでは到達できない領域なのだということがわかりました。
  一方で、セオリ―だけではないからこそテキスト上だけの乾いた授業ではなく、民族の背景や歴史など「言語+α」の部分まで掘り下げながら進め有意義な授業ができるチャンスが待っているのだとも感じました。
   また、今回の講座を受けたことで私自身が、「我々は何をどう考え、どう捉える民族なのか」ということにますます興味が沸き、「日本語」「日本人」について、客観的に観察をするよい機会になりました。
 今後も、また「日本語の教え方」について復習に復習を重ねて、よりよい授業をスタートできる日がくるよう努めるとともに、世界から見た日本人についても、さらに自分自身の知識として深めていきたいと思います。
全20回の添削、とても親切で細かなご指導をしてくださったことに深く感謝いたします。
どうもありがとうございました。

実際に教壇に立つことを意識した講義内容となっており、非常に実践的であるとの印象を受けた

Cさん 女性(スイス)
本講座は、試験対策などに特化していない点がとても良かったです。おかげ様で日本語に関して広くかつ深く学ぶことが出来たと実感しています。また、実際に教壇に立つことを意識した講義内容となっており、非常に実践的であるとの印象を受けました。本当に本講座を受講して良かったと感じています。ありがとうございました。
 私は、自身の海外での生活を通して、外国人として生活することの大変さ、現地の言語習得がいかに大切かを身をもって体験しました。この経験をもとに、日本に住む外国の方々がもっと楽しく生活できるように、そして日本をもっと好きになってもらえるように、日本語教師になりたいと思いました。そして今回、本講座のおかげで、この目標に一歩近づくことが出来ました。引き続き、教師になるために、資質向上に努めていきたいと思います。
そして、いつか日本語教師として楽しく学べる授業をしていきたいと思っています。ありがとうございました。

今の時代どの国にいるのかは全く関係なく教えることは可能だ

Tさん(男性) イギリス
本当に420時間の講座を自分が終えたことが信じられません。

私はオンラインでの受講でしたので、課題を提出するペースなど何も焦ることなく行なっていました。そのおかげもあって当初は1年半くらいで終わらせようと思っていた本講座に丸2年程かかってしまいました。しかし、仕事との両立という面では非常に満足しています。
自分の好きな時間に学習出来たのはとても良かったです。
日本語教師になるべくこれだけの時間を過ごしてきたのに、逆に自分自身の身になることが多くて、母語の日本語がこんなにも深いモノなんだと再確認できました。
私の周りの友人で海外から日本へ来て生活している人たちが口を揃えて、日本語を勉強するのは難しいと言っていました。講座全体を通してわかって、それをどう分かりやすく教授していくかと言うのがこれからの大きな目標なのかなと思っています。
様々な理由から日本語を学ぼうとしている人がいると思います。どんなきっかけであり、その人たちが楽しくそして、身になる日本語を教えることが出来るようになりたいです。
そのために、これからはもっともっと日本語に関する知識はもちろん日本の知識などを身につける期間に入ると同時に少しずつ日本語を学びたい人のために助けになれるように頑張っていきたいと思っています。
現在ワーホリでイギリスに来ています。
今の時代どの国にいるのかは全く関係なく教えることは可能だと思ってますので、オンラインでの授業も視野に入れています。
どこか日本語学校で実際に経験を積めると良いんですが、それをするのにも経験が必要になるので野良で学習したい人を見つけて、とにかく場数を踏む予定でいます。
最後に、こんなに時間をかけてこの講座を終わらせる人はいなかったと思いますが、いつも非常に丁寧な添削ありがとうございました。丁寧に寄り添える姿勢を見習わせていただきます。
お世話になりました、ありがとうございます。

生徒の質問に自信を持って答えることができるようになった

Mさん 女性(スペイン・バレンシア)
日本語を外国人学習者の目線で体系的に学ぶことができ、今まで自然と話していた日本語がどのような理屈からそのように話されているのかがだんだん分かるようになり、意欲的に学習を進めることができました。レッスンをする際、生徒の質問に自信を持って答えることができるようになりました。より生徒に分かりやすい説明ができるよう、今後も学びを深めると共に、生徒の手本として正しく綺麗な日本語を話せるよう気を引き締めます。

学習が楽しくて毎日ワクワクしている

Sさん(女性) イギリス
毎週の課題提出に向けての学習が楽しくて毎日ワクワクしています。日本語がこんなにも学習しやすいことにも驚くと同時に、パターンが覚えやすい、活用しやすいからこそ基礎となる部分を確実に理解し、覚え込む必要がある、そこが重要な土台になることもわかりました。学習者を指導するには教師が十分に準備をし深く理解しておく必要がある、さらに学習者を魅きつける授業内容の工夫も大切であることもわかってきました。

数ある言語の中から日本語を選び、勉強し習得しようとする学習者に感謝と尊敬の念

Kさん(女性) フランス
私は日本で生まれ育ち、長年、母語として日本語を使ってきたのにも関わらず、新たに学び得ることがたくさんありました。日本語教師としての教え方、日本語教師のあり方を含め、日本語の基礎の部分、背景や成り立ちをも習得することができて、有意義な時間を過ごしました。
また、自分にあったペースで学習できるので、仕事をしていても無理なく習得できました。
私自身、海外で暮らす中で、他言語を習得するのは容易でないと実感しています。ですので、数ある言語の中から日本語を選び、勉強し習得しようとする学習者に感謝と尊敬の念を抱きました。そして益々、将来は日本語教師として、正しい日本語を日本語や英語、フランス語から伝え教えていきたいと思いました。
今、講座を終えましたが、ここからがスタートだと思います。
まだまだ真の日本語教師への道のりはながそうです。「教うるは学ぶの半ば」。自分自身、日本語を学び続け理解を深め習得しながら、日本語の学習者を正しい日本語へ導ける者になりたいと思います。

全ては御校の日本語教育に関する思いが本物であり、その思いに感化されてしまった

Kさん(女性)フランス
まるで太平洋の真ん中にパラシュートで行き先も知らずに飛び込んだ状態でした。自分が知らない全く未知の、新しい世界に飛び込んだというのが正直な感想です。今まで語学にコンプレックスがあり、自分には無理だろうと思っていました。悩むより、考えるより先に飛び込んでしまったけど、結果的それが良かったのだと思います。今までは国際的な人間になりたいな〜と、ぼんやり思っていましたが、おかげさまで国際的な人間になると、はっきりと強い意志を持つことができ、高校を卒業して以来、初めて英会話も真剣に学んでいます。同時にフランス語も再度勉強し始めました。
全ては御校の日本語教育に関する思いが本物であり、その思いに感化されてしまったというのが正直なところです。最初は軽い気持ちで趣味程度に考えていましたが、自分の人生本気でここで変えてみたいと強く思えるようになりました。
今はまだ自分を世界にどう表現していくのか見えませんが、走り続けてみたいと思います。走り続けていくうちに見える世界が変わっていくのではないかと思っております。後半戦もどうぞよろしくお願いします。

現在、主に欧米人の初級学習者に英語やフランス語を使った間接法でオンラインレッスンをしている

Nさん(女性) フランス
最初に私がWJLCの日本語教師養成講座に興味を持ったのは間接法と直接法の2つの日本語の教え方を学べることでした。一般講座はすぐに授業に役立つ実践的な内容で、日本語の助詞や動詞、形容詞などの文法解説がわかりやすく、日本語を体系的に学ぶことができました。正直こちらの講座を始める前は、日本人なので日本語を教えることは簡単なのではないかと思っていましたが、どのような順序で教えるべきなのか、また教師としてどのように教えるべきなのかという心得についても学ぶことができました。
 マスター講座はよりアカデミックな視点で日本語の知識を深めていくので、日本の文化や歴史、言語学や教育学などについて勉強することができました。また日本人でも間違えやすい表現や漢字の読み方による違いなどを再確認することができました。
 毎回のワークシートの添削はとても丁寧で質問にも的確な答えをいただき大変感謝しています。添削の詳しい解説やアドバイスなどを読み返すことで、さらに知識を深めることができました。
 私は現在、主に欧米人の初級学習者に英語やフランス語を使った間接法でオンラインレッスンをしています。日本の文化や伝統などに興味がある人が多いので、これからも幅広く日本に関する知識を深めていきたいです。今まで学んだことを生かして日本語教師として世界に日本語を広めていくことができればいいと思っています。

日本語講師として、身に着けた知識を学習者の方々に還元していきたい

Sさん(女性) ポーランド
まず、このような講座を提供していただいたことに感謝申し上げます。仕事と家庭のやりくりをしながらの勉強であったため、自分が思っていたよりも時間がかかってしまいましたが、無事に最後までやり抜くことができ、安堵と達成感の気持ちでいっぱいです。母国語である日本語についての理解がより深まりました。今後、日本語講師として、身に着けた知識を学習者の方々に還元していきたいと思っております。大変にありがとうございました。

レッスンをする際、生徒の質問に自信を持って答えることができるようになった

Nさん 女性(スペイン)
日本語を外国人学習者の目線で体系的に学ぶことができ、今まで自然と話していた日本語がどのような理屈からそのように話されているのかがだんだん分かるようになり、意欲的に学習を進めることができました。レッスンをする際、生徒の質問に自信を持って答えることができるようになりました。より生徒に分かりやすい説明ができるよう、今後も学びを深めると共に、生徒の手本として正しく綺麗な日本語を話せるよう気を引き締めます。

日本語という言語に対して、別の角度から俯瞰的にみることができた

Tさん 男性(ハンガリー)
今回通信講座を受講する中で、普段何も考えずに発している日本語という言語に対して、別の角度から俯瞰的にみることができたかと思います。
 言語学習はある種のセラピーとして機能する側面もあると私は考えています。私自身もフランス語の難しい発音に取り組んできた中で、レッスンの時間は身内の死やコロナ禍の苦しみを忘れる時間となりましたし、そうした意味で、外国人へのセラピーとしての日本語教育もあり得るのではないかと感じました。
 また私自身が外国語(特にハンガリー語)を習得する上で「肌から言語が染み渡る経験」をしてきたのですが、それはまるで言語のお風呂に浸かるような感覚でした。言語学の修士課程で学んでいるアメリカ人の友人が「言語がまるで菌のように人間にパラサイトする」プロセスの研究をしています。その研究の詳しい内容を私はまだ知らないのですが、もしかしたら私の経験とも関連があるのかなあといろいろ考えつつ、また日本語学習者たちはどのような感覚で言語を習得しているのだろうかなどとも思いながらの日々です。
 通信講座を通して、さまざまな観点から日本語について考えられました。毎回添削をしていただきまして、本当にありがとうございました。いま現在はハンガリー在住ですが、年内で修士の授業が終わります。イギリスのBuckingham大学から学位がもらえるのでイギリスで就労できるように頑張るか、もしくはコロナで1か月しかいられなかったオーストラリアへ再度渡るか、どちらにせよ日本語教師としての仕事をどこかでみつけられればいいなあと思っているので、職探しの方も頑張ろうと思います。

日本語にもいろいろな決まりがあることを本講座を通して学べてよかった

Mさん 女性(フランス)
本講座を受講して印象に残ってることは、普段何気なく使ってる動詞は全て14代表動詞にそれぞれ当てはまること、そしてその規則さえ覚えたらもっとスムーズに日本語が学べるし教えやすくもなること。 そして、助詞の多さと使い分けです。「は」と「が」の違いや「に」と「へ」の違いなど意識して助詞を使ったことがなかったのでその違いをしっかり学べてよかったです。
 他にも形容詞は「イ形容詞」と「ナ形容詞」に分けられてたり、数の数え方も助数詞の始まりでルールが決まってたり、意識して使ったことがなかったので日本語にもいろいろな決まりがあることを本講座を通して学べてよかったです。 教え方も口頭練習を中心に授業をしたり、目を見て話すなど教え方も学べてよかったです。

本講座を通して、「外国人の立場から日本語を見て、日本人として日本語を教える」場合に大切なことを学習することができた

Tさん 女性(ポーランド)
ついこの間一般通信講座を終え、マスター講座に入ったと思っていたら、あっという間に最後の課題となってしまいました。マスター講座では、日本語教育そのものだけでなく、日本語教育の歴史や、世界における日本語教育の現状、さらには日本の歴史や文化、言語学や心理学など、多岐にわたる内容で、外国人に日本語を教えるということの奥の深さと、責任の重要さを感じさせられました。日本に関する知識は意外と忘れていることも多く、大変ためになりました。
これまで2年間、こちら(ポーランド)の大学で、非常勤講師として日本語の授業を受け持って参りましたが、10月からは常勤で日本語教師の仕事を頂くことになりました。担当するのはいずれも初級日本語ですが、こちらの講座で学んだことを大いに生かして、より良い授業をすることができたらと思っております。
本講座を通して、「外国人の立場から日本語を見て、日本人として日本語を教える」場合に大切なことを学習することができました。毎回丁寧に添削して頂き、またどれも役立つ知識ばかりで、受講して本当に良かったと思います。どうもありがとうございました。

きっかけはドイツ人の学生さんに日本語を教えてほしいと言われたこと

Fさん 女性(ドイツ)
きっかけはドイツ人の学生さんに日本語を教えてほしいと言われたことです。
最初は何も分からず不安しかなかったので、専門的な知識が必要だと思いこちらの講座を申し込みました。今では生徒さんの前でも自信を持って授業できるようになりました。また今まで何気なく話してきた日本語ですが、こういうふうになっているのかと新しい発見ばかりで楽しく学ぶことができました。先生には丁寧な添削をしてくださり感謝です。
今後の抱負は一人でも多くの人ために日本語学習のお手伝いができると嬉しいです。

非常に丁寧で為になる添削内容を返信していただけた

Tさん 女性(チェコ)
10回もの添削をしていただき、本当にありがとうございました。とても印象に残ったのは、非常に丁寧で為になる添削内容を返信していただけたことです。自分が母国語として日本語を話しているので、文法を理解していない外国人がどのように教わらないと分からないのかということさえ自分が理解していなかったことに気付かされました。もう一つ印象に残ったのは直接法テキストでの指導法です。実戦でどのように教えたら良いのかがイメージしやすく、非常に興味深い内容でした。どうもありがとうございました。

まずは、日本語を勉強している友人の勉強をサポートしたい

Tさん 女性(イギリス・オックスフォード)
生まれて以降使っている日本語ですが、メールなどの文章を書く場合や、外国人の友人に日本語の助詞の使い方に関する質問を受けたときなど、日本語の助詞の使い方に自信がありませんでしたが、この講座を通して、日本語の助詞を含めた文法や様々な表現方法を学び、この講座を受ける前に比べると、自分の日本語に自信を持つ事ができるようになりました。そして、知らない日本語がたくさんあることも分かり、改めて、日本語は奥が深いなと感じました。
私は、3年前に日本からイギリスに来ました。いまだに、英語のリスニングとスピーキングには、苦戦しています。会話が成立して楽しいと思うことよりも、伝えられなくてもどかしかったり、理解できなくて、相手の困っている顔を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになったりした記憶の方が多いです。しかし、そんな中でも、英語の勉強を助けてくれる友人や、頑張って英語を教えてくれる先生に出会いました。今でも、英語を熱心に教えてくれるだけでなく、思うように話せなくて、落ち込んでいる私に対して、メンタル的にもサポートしてくれた先生には、とても感謝しています。
私は、楽しみながら言語習得をしている人たちを何人も知っていますが、自分の経験を通して、言語習得に苦戦している人たちの気持ちが理解できるように思います。日本語を教えるだけでなく、メンタル面もサポートしながら、日本語を教える事ができるようになりたいです。さらに、イギリスにいて、英語の勉強もしているので、英語で日本語を教えられるようになりたいです。
私は、明日から新しい仕事が始まります。しばらくは、その新しい仕事に慣れる事で気持ちがいっぱいだと思いますが、落ち着いたら、この2年間に勉強した事をもう一度まとめなおして、まずは、日本語を勉強している友人の勉強をサポートしたいと思います。
最後になりましたが、本当にありがとうございました。日本語の勉強は、想像していたよりも楽しかったです。

言葉で違いを説明できるようになり、感覚ではない専門知識も身につけることが出来た

Kさん 女性(フランス)
 一般通信講座を受講して印象に残ったことは、3グループに分かれた14個の代表動詞です。受講するまで詳しく知らなかったので、この14代表動詞はとても印象に残っています。私は時々、日本語を教えるボランティアをしていますが、この14代表動詞をもとに、さまざまな動詞の活用を説明することができました。また、助詞「は」と「が」も印象に残っています。受講する前は、助詞「は」と「が」を自身の感覚から使っていて、違いを説明する事ができませんでした。
ですが、受講し、学びを深める中で、ようやく言葉で違いを説明することができました。
 正直、受講する前は日本語を感覚的に理解していることが多かったのですが、今は言葉で違いを説明できるようになり、感覚ではない専門知識も身につけることが出来て、本当に良かったです。恥ずかしながら、日本人なのに正しい日本語が使えていなかったことを、改めて実感しました。
これからも、多くのことを積極的に習得し、間違いのない日本語教師を目指して、日々学んでいきたいと思います。

「外国語を学ぶ」という視点で日本語を見て発見がたくさんあり興味深かった

Mさん 女性(イタリア)
日本語は自分の母国語なので、このコースの受講にあたって「日本語を教える」ということをそこまで難しくは考えていなかったのですが、成長の中で自然に身に着けた言語(もちろん学校の授業でも学びましたが)なので「学ぶ」「教える」ということは勿論「文法」「言葉の意味」など学習という視点から見た時に本当にわからないことだらけであると気づきました。それと同時に「外国語を学ぶ」という視点で日本語を見て「なるほど、そういうことなのか!」という発見がたくさんあり興味深かったです。
私は現在イタリアに住み、ほとんど日本語を話すことなくイタリア語で生活しています。
日本文化に興味がある人、日本語を勉強したいと考えている人や、既に学習している人、今までもたくさん出会ったし、これからも沢山出会うと思います。
そういう人達に日本の魅力を伝えたり、日本語学習の手助けの為に、このコース受講の経験を生かせていけたらと考えています。
最後までわかりやすく丁寧なご指導をいただき本当にありがとうございました。

間接法と直接法の両教授法について詳細な説明がありためになった

Yさん 女性(フランス・パリ)
課題に取り組む中で、文法の知識を整理することができました。
その知識をどのように伝えるかが、日本語教師にとって大切で難しい課題であると考えますが、この講座では間接法と直接法の両教授法について、実用的な例を交えて詳細な説明があり、大変ためになりました。
一般通信講座で学んだことを実際の授業でどんどん活用させていきたいと思います。
毎週のサポートをありがとうございます。
引き続きマスター講座もよろしくお願いいたします。

まさに良質のプロの日本語教師養成のために作られた完璧たる内容

Yさん 女性(オランダ・ロッテルダム)
一般通信講座の内容はまさに良質のプロの日本語教師養成のために作られた完璧たる内容です。 半世紀以上もの間、母国語の日本語を使ってきましたが、外国の方々に教えるという立場にたって日本語を学んだことはありませんでした。
ワークシートを作成しながら勉強を進めていくたびに、今まで知らなかった新しい日本語にであえたことに感謝しています。過去に数人に日本語を教えていましたが、今思えばいい加減な指導者でした。 いつかこの講座で学んだことを今度はしっかりと教えられるよう、なんども復習をして身に着けていきます。 この後、マスター講座に進みますが、どんな内容が待ち受けているのか今から楽しみです。 将来的には日本語教育能力検定試験にも挑戦できるよう、「持続は力なり」と努力を怠らず前進してまいります。 

この講座の修了は「日本語教師」としてのスタートライン

Mさん 女性(トルコ)
 今は全課題を完遂したという充実感と、終わってしまうという寂しさが混在しています。WJLC の教材が届いたとき、思った以上に分厚くて重く、何冊もある教科書に驚きました。通信ゆえに勉強仲間もおらす、本当にできるのかなと、当初不安に思ったこともありました。しかし、最後の課題を終えた今、たくさんの折り目やメモ、少し色あせた全ての教科書を改めて見て、「やり遂げたんだ」と実感しています。これも先生の丁寧で熱心なご指導のおかげです。毎回届くレポートの返答は、自分が書いたレポートの枚数よりも多いくらいの解説付きで、解説を勉強するのに更に時間がかかりましたが、教科書に書き写したり、調べて読み込む中で、より深い理解ができたように思います。
 この講座の修了は、「日本語教師」としてのスタートラインだと思っています。私の日本語教師への挑戦は始まったばかり。まずはオンラインの講師から始めてみます。
WJLC講座を通して先生方に出逢い、熱心にご指導頂けたこともあって、最後まで一度も挫折を感じることなく楽しく続けることができました。
おかげさまで私生活の方もとても充実しています。
これから日本語教師として、ステップアップしていきたいです。

古代の日本語の発音が大変興味深かった

Mさん 女性(ドイツ)
古代の日本語の発音、大変興味深いと思いました。
現代日本語と大まかに言って戦前までの日本語が違うのは学校での国語で知ってはいましたが、古文よりもさらに古い時代のことは聞いたこともなく、仮名遣いが違う程度だと思っていました。実際にどのように話されていたのかが聞けないのは、非常に残念でなりません。タイムマシンの登場を心から願いたいほどです。
 学生時代から漢字と文法が好きなので、文法、語彙、表現に関する項は学生時代を懐かしく思いながら忘れていたことを学び直した感じです。
幸い、ドイツでは市民学校で語学を提供する機会が多くありますので、そういったいわゆる「普通」の授業で困っている人たちに漢字を勉強する機会も提供したいなと思います。
分かりやすく丁寧な説明をありがとうございました。
添削をいつも楽しみにしておりました。
2つの講座を通して大変勉強になりました。まだまだ勉強不足ですので引き続き視野を広げ、知識を深めていきたいと思います。

「英語で日本語を教える」という講座に巡り逢えた点が良かった

Yさん 女性(イギリス)
イギリスでのロックダウン中に始めた講座でしたが、ここまで辿り着くことができ感慨深いです。ふと思い立って日本語教育について学び始めましたが、学びは思いのほか広く深く、まだまだこの先勉強し続けなければいけないことを却って悟った次第です。
今まで全く日本語を教える手段を持たなかった私が、一般講座で日本語を教える方法を身に付け、そしてマスター講座で日本語文法や日本語教育を学べたことは、日本語を勉強しようとする生徒への対処方法の基礎を学べたという点で大きな力になりそうです。この先、頂いたテキストやこれまでの通信添削は何度も見返すことになる拠り所になると思います。本当に日本語教育に携わっていくための核となる礎を築いて頂き、有難うございました。
ちょうどこの講座の最後のワークシートを終えた春に、偶然にも立て続けに日本語の家庭教師と現地校(中学)でのランチタイムレッスンのお話を頂きました。
今回、「英語で日本語を教える」という講座に巡り逢えた点が、私にとっては本当に良かったと思っています。上記2点に関しても、日本語のみで日本語を教えることはほぼ不可能で、日本語を英語で説明できる力をもっとつけなくてはと感じさせられました。

英語を媒介語とする間接法をフランス語にうまく応用したい

Rさん 女性(フランス)
いつも丁寧にご指導いただきありがとうございました。先生のおかげで日本語と日本語教育の奥の深さに触れることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。フランスにも日本語教師養成講座はありますが、教えるための技術的な面を学ぶにとどまっているので、WJLCの講座で勉強して本当に良かったと思います。学校時代の国語の成績は良く、読書も大好きで、記者としての勤務経験もあることから、日本語力には少しは自信がありましたが、この講座を受講してみて教えるためには自らの日本語を磨くたゆまぬ努力が必要だと実感しました。私が教えることになるだろう学習者は、フランス語が母国語の人たちがほとんどだと思います。WJLCで学んだ英語を媒介語とする間接法をフランス語にうまく応用したいと思います。また、週一回1時間ほどの頻度でレッスンを受ける方がほとんどだと思いますので、文型・文法をしっかり教えると同時にコミュニカティブアプローチも取り入れ、興味とやる気が長続きする楽しい授業ができる教師になりたい思います。また、フランス語を学ぶ際に苦労した経験(今も引き続き苦労中です)もわかりやすい授業をするための糧にしたいと思います。長い間、ほんとうにありがとうございました。

間接法の教授法と直接法の教授法の二つのメソッドを勉強することが出来た

Nさん 女性(フランス)
この一般通信講座を通して間接法の教授法と直接法の教授法の二つのメソッドを勉強することが出来てとても勉強になりました。特に後半の直接法のメソッドは表や絵カードなどで視覚的に授業を進めたり、教師も根気強く繰り返す練習が多かったのですが、それも新しい発見でした。また毎回のワークシートの提出で丁寧な添削をいただけたことに大変感謝しております。自分の中で曖昧だった文法事項や表現がきちんと整理され日本語への理解がさらに深まりました。
私はオンラインで主にフランス人に日本語を教えているのですが、学習者からよく聞かれる文法の質問などにもこちらで勉強したことに例文を交えて実際の授業でしたところ、きちんと理解してもらえてとても有意義な日本語レッスンができました。まだまだ日本語教師としての実力は不十分なので今後も自分なりにより良い日本語のレッスンができるよう努力していきたいです。今後ともよろしくお願いします。

毎回新しい考え方や発見があった

Mさん 女性(ポーランド)
とても丁寧に添削・コメントしてくださり、毎回新しい考え方や発見がありました。知識を深める楽しさを改めてこの講座を通して学ばせていただきました。家族の面倒や自身の体調不良があったため、自分が思い描いていたよりも進み具合が非常に遅くなってしまったのが悔やまれますが、とても充実した内容でした。特に、日頃ポーランド語と英語を使いながら日本語を教えているため、直接法での教え方は非常にためになりました。誠にありがとうございました。今後も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

英語話者の誤用や英語との文法の比較は実際の現場で活かせることも多く、とても助かった

Mさん 女性(スイス)
本講座を通して、言語学の知識や教育学の知識が実際に現場で起こりえる誤用と結びつけ学べたことが非常に有りがたかったです。一度受け持った学生で「どうしてそのような教え方をするのか」のようなことにまで関心を持たれる方がおり、少しヒヤッとしたもののちょうどテキストで回答をした箇所だったので、淀みなく答えられました。このようなケースは稀かもしれませんが、今後もテキストや添削を定期的に見直し、折角学んだことを忘れないようにしていこうと思います。
また、私が受け持った学生が欧米圏の学生が多かったため、英語話者の誤用や英語との文法の比較は、実際の現場で活かせることも多く、とても助かりました。現在受け持っている学生さんにイタリア人の方がおり、全く日本語に馴染みがなかったため、新しい文法の導入のたびに英語との違いで混乱してしまう方がいます。例えば、助詞の役割や語順、動詞の普通形と普通体のテンスの違いなど、様々です。オーストラリアでの英語を使った模擬授業の経験や、本講座の英文法との比較を学んでいなければ、その生徒さんが「何をわからない」のかすら掴めなかったと思います。
最後に今後についてですが、コロナ以降、対面式の学校からオンラインのみの学校に移り講師の仕事を続けてきました。そのため個別指導がメインとなり、オーストラリアで実際に学べたグループレッスン時の教案などを工夫して使わなければならず、オンラインを始めた当初は苦労もしました。ですが、やり方や練習方法を変えたとしても、例文や活用の覚え方は何人体制のクラスであっても同じものが通じることが分かったので、今後も改善の余地はないか考えつつ、学んだものをフルに使っていこうと思います。講座を修了するまでにすごく時間がかかってしまいましたが、最後まで見ていただき、重ねてお礼申し上げます。
ここで学んだことと経験を忘れずに、初心を忘れないで日本語講師の仕事を続けていきます。
先生、本当にありがとうございました。

真摯に向き合い、誠意をもって世界中の人々に貢献できるように努めたい

Yさん 女性(イギリス)
マスター講座の最初の頃、日本語は学習者にとって難しいかという題目に、学び始めるには漢字以外は比較的容易な言語である、という事が書かれておりました。確かに発音は5つの母音しかありませんし文法はロジカルです。しかし学べば学ぶ程、奥が深い事も理解できました。外来語を受け入れてきた寛容な日本人は、今この瞬間にも柔軟に表現等を変化させています。一つの意味に対しても「こういう表現も最近では許可されている傾向にある」とか、英語なら「ので」も「から」のような違いはないのに、日本語では決して同じでない事も学びました。それらは理にかなっており無視できません。また常体と丁寧体、位相言語、書き言葉と話し言葉、更には敬語のような表現の多様性がある言語であるという事にこのマスター講座を通して、よく学ばせて頂きました。マンガを読んだり、アニメを見たりしている学習者はそれに気がついているのではないでしょうか。そんな中、教える立場が、この多様性のある言語に対して、いかに彼らの学習意欲を掻き立て続け、丁寧に正しく説明していく事ができるか、身の引き締まる思いです。自分の知識不足で、こちら主導の押し付けの説明で授業を進める事がなく、どんな学習者に対しても、共に勉強していこうというぐらいの謙虚な姿勢でいなければ、今後、日本語教育において足を引っ張ってしまうと思いました。日本の生活、文化、歴史、経済、そして学習者の生活、文化、歴史、経済、お互いの理解と融合のバランスを保っていきながら、真摯に向き合い、誠意をもって世界中の人々に貢献できるように努めたいと思います。ありがとうございました。

日本語教育における知識が身についた

Nさん 女性 (スロバキア)
講座を終えて、日本語教育においての知識が身につきました。今までも、外国人に日本語を教える機会がありましたが、全て自己流でやっていたので、一般講座からマスター講座を通して、今一度、基礎的な知識から教授方法、発展的な知識まで、網羅的に学ぶことができ、より自分の知識に自信を持って教えられるようになったと思います。
 マスター講座では、学習者への指導内容に直接は関係のないような、言語学的知識や日本語の歴史的背景などを学ぶことで、言語としての日本語への知識が深まりました。学習者に直接教えることはなくとも、教師として、どのように教えたらよいか、どのような教材を使ったらよいか、学習者は何につまずいているのか、などを考えるときに、答えを得るヒントになるようなことを学べたと思っています。
 一般講座、マスター講座を通して学んだことを活かして、学習者が日本語を楽しく、効率よく学べるような授業を組み立てていきたいです。講座の修了に満足することなく、常に向上心を持って、自分自身も学び続ける教師を目指します。

世界中の日本語学習者に日本語を通して文化や歴史を伝えられるようになりたい

Sさん 女性 (スイス)
後半のマスター講座を通して、より一層日本語の背景にある日本の歴史や文化について深く知り考えることができた。日本語学習者にとって大きな課題となるのは文法や単語の学習ではなく、聞き手との関係性や会話の状況を踏まえてどの表現を使い、敬語はいつ使うのかといった判断スキルであるが、そのためには日本の歴史やウチとソトなどの文化への理解が必要になる。
まずは教師自身がそこをしっかりと理解し伝えていく必要がある。
今まで日本語を無意識で使っていたため、この講座を通してそう言った視点で捉えたときに「なるほど」と考えさせられることが多くとても勉強になった。
また、言葉は時代の流れとともに常に変化していくため、学習者の多様なニーズにも合わせながら柔軟に教えること、教師自身学びを止めず広範囲な知識を持って教えることが大事だと感じた。
今後は、学んだことを活かして世界中の日本語学習者に日本語を通して文化や歴史を伝えられるようになりたいし、他国の歴史や文化についても学びながら幅広い教養を持ち合わせた教師になりたい。

スペイン在住につき、日本語に興味を持っているスペイン人を対象に日本語を教えたい

Tさん 女性 (スペイン)
後半のマスター講座は前半の一般通信講座の学習内容とはまた違った、日本語という言語について、あらゆる角度、方面からの知識に触れることができ、大変興味深かったです。もしこのような学習の機会がなければ、自分が使っている母語についてあらためて深く考えることもなく、またいくつかの表現については、誤りだと気づかないままに、またはあいまいなままに、一生誤用し続けていたかもしれません。日本語を教えるために教師として備えておくべき知識というだけでなく、自分自身の母語の知識として大切な意味を持つものとなりました。今後何度も読み返したいと思います。
 また、添削を担当していただいた先生の丁寧かつ詳しい添削に感謝しています。テキストに加えての説明もとてもありがたかったです。大変お世話になりました。
 今後の抱負としては、現在スペイン在住につき、日本語に興味を持っているスペイン人を対象に日本語を教えることができれば、と思います。まだ終息の目途がつかないコロナ禍で、オンラインの活用もできれば、とも思います。学習者に、言語に加えて、日本の文化、伝統、習慣、その他いろいろな日本にまつわることを知ってもらえたら嬉しいです。

日本語は本当に深く、面白いものだなと改めて感じた

Oさん 女性 (イギリス)
講座を受ける前は正直、「日本人だし、大丈夫でしょう」と思っていました。実際に始めてみると、色々な学びがあり驚きと楽しさがある反面、文法理解(特に「が」と「は」、「に」と「へ」の違いなど)にとても苦労しました。話すこともできるし、意味やニュアンスもなんとなく分かっているのに、説明ができない。こんな状態だったのですが、一般講座を終了して、今は少し自信が持てるようになりました。又、発音やアクセント、14代表動詞を使った動詞の基礎構造などは、とても興味深く楽しく学習できました。
どの言語にも共通して言えることかもしれませんが、日本語は本当に深く、面白いものだなと改めて感じました。マスター講座も頑張ります。

日本語の元になる日本文化と日本語独自の魅力を再発見することができ夢に一歩近づいた

Nさん 女性 (ギリシャ)
日本語講座で基礎と応用を学んだことで、日本語や日本語の教え方について理解が深まり、日本語の元になる日本文化と日本語独自の魅力を再発見することができました。そして日本語教師になりたいという夢に一歩近づいたと感じています。ここまで勉強を続けてこられたのは、添削を担当してくださった先生はじめ、校長先生、WJLCのすべての関係者の方々のおかげです。心から感謝申し上げます。
私にとって、日本語講座を受講していた7ヶ月間は忘れられない期間になりました。勉強が大変だったことはもちろん、コロナウイルスの影響でギリシャでは5ヶ月ロックダウンの状態だったので、子ども達のオンライン授業のサポートをする必要があり、自分の勉強時間を確保するのが一番大変なことでした。子供たちを同じテーブルで、並んで勉強したことはとてもいい思い出です。

オンラインで教える技術の習得や教材の研究などをしていきたい

Yさん 女性 (スペイン)
母国語である日本語に対していかに無知であるかを思い知った数か月でした。自分自身でも使い方にあやふやな言葉もあり、大変勉強になりました。実際、教師として教えるにはまだまだ準備が必要だと感じています。今後は、住んでいるスペインで、スペイン人向けに指導できるような準備をしていきたいと考えています。生徒が興味を持てるような、楽しんで勉強できるような工夫をした教材を作ったりしてみようと思っています。また、オンライン化が進んでいる現代、オンラインで教える技術の習得や教材の研究などをしていきたいと考えています。ありがとうございました。

今一度初めからきちんと体系的に学ぶことができた

Nさん 女性 (スロバキア)
一般通信講座を通して、学習者の立場に立って考える思考が身についたように感じます。ネイティブスピーカーからしたら、例えば「は」と「が」の違いは、理由を考えることなく使い分けていましたら、確かに、どうして「は」と「が」があるのか、学習者からしたら混乱しても無理はない、と思います。日本語指導についての知識を学びながら、そういったことを疑問に思う、学習者視点の疑問点に気づけるようになりました。
個人的に、インターネットなどで調べながら、日本語を教えていたこともありましたが、毎回その場しのぎの知識になっていたので、今一度初めからきちんと体系的に学ぶことができ、知識が自分の身についてきて、嬉しく思います。引き続き、マスター講座も頑張りたいです。

本講座を受けてよかった 今後オンラインで日本語を教える予定 

Eさん 女性 (スペイン)
一つの言語が文化や自然環境に直結しているだけではなく、思想から影響を受け、そして影響を与えているという事実がとても興味深いです。講座を終えてみて、私個人が興味を持ち、知識を深めたいと思う部分がある一方で、教師としてバランスが取れた思考を持ち、生徒と共有することの大切さを学びました。(たとえば、宗教に関する語彙、表現の由来の知識を深めても、それを授業で深くまで教えることはリスクのあることで、他宗教を信じる方の中には不快に思う生徒もいることが考えられ、それは教師として良くないことである。知識があることはもちろん必要なことであることは前提です。)私は今後、オンラインで日本語を教える予定ですが、気軽にオンラインで世界中からレッスンを受けられる今だからこそ、教師としても、一日本人としても、立場を改めて考えさせられました。
非常に勉強になりました。本講座を受けてよかったと思います。ありがとうございます。

英語で日本語を教えるという教授法が身に付けられたのはとても良かった

Sさん 女性 (イギリス)
外国人に日本語をいかにして教えるか、ということをこれまで学んできた中で印象に残ったことが幾つかあります。まずは「は」と「が」の違いを繰り返し徹底して学んだことです。これまで深く考えたこともなく、尋ねられたらまず答えに窮するポイントを論理的に学べた点はとても有意義でした。自分が母国語に関していかに論理的に説明することが出来ないか、ということが逆に学んでいてよく分かりました。イギリスにいて英語を学んでいてイギリス人に似たような言葉の違いを尋ねたときに、イギリス人が答えに窮する場面をこれまでに何度か現地で見てきました。感覚的には分かっていても、それをどのようにして説明したら良いのか分からないということでした。母国語は自然に身につけているだけに、かえって論理的な説明が難しいのだと、逆の立場に自分が立ってみてよく分かりました。
次に印象に残った点は、国語文法と外国人に教える場合の日本語の文法は全く違うという点でした。「イ形容詞」「ナイ形」など、日本語を外国語として教えるための独特の文法があるという点がとても興味深かったです。このようにして外国人に日本語の文法を教えるのか、とよく分かりました。外国人に日本語をいったいどのように教えたらいいのか、通信講座を始める前は雲をつかむような感覚だったのですが、お蔭で教える手段を手に入れたと思えました。過去にイギリス人に日本語の家庭教師を頼まれたこともあったのですが、何をどう教えたらいいのか全く分からずに断っていました。今となれば申し訳なかったと思います。
最後に、現在イギリスにいるということもありますが、英語で日本語を教えるという教授法が身に付けられたのはとても良かったと思います。ある程度まで日本語が出来るようになった学習者にとっては、英語で論理的に日本語文法を説明してもらい理解できるようになるということは大事なポイントだと思います。英語での教授法を勉強することができ、とても有難いと思いました。