WJLC日本語教師養成420時間通信講座は全て込みで1740オーストラリアドル(約17万円 / 2024年11月時点)ですが、日本国内にある登録日本語教員養成機関(登録実践研修機関)の登録を受けた機関(420時間講座 授業料50万円~70万円)との違いは日本国内にある留学ビザを発給している日本語学校(告示校)で働く際に必要な登録日本語教員試験(基礎試験と応用試験)の基礎試験が登録日本語教員養成機関を修了すれば免除される、ということだけです。
登録日本語教員にならなくても日本語を教える機会はいろいろありますが、もしも登録日本語教員になりたければ、基礎試験と応用試験(受験料 18,900円)に合格すれば良いのです。加えて実習も必要ですが、これはどこの日本語教師養成講座であっても全員行わなければなりません。
さて、日本国内にある日本語学校(告示校)で働く場合とそれ以外で働く場合、どちらにも長所、短所はあるでしょうが、参考までにここでは自宅でオンラインで教える場合と収入面(税込み)の比較でみてみましょう。
日本語学校(告示校)の非常勤講師は45分で約1500円~2000円、オンラインで教える場合は最初は50分で約1000円~1500円ですが、経験を積めば2000円以上の収入が見込めます。
オンラインの場合は交通費や移動時間が節約でき、しかも日本語学校(告示校)のように決められた場所と時間に縛られることもありません。学習者との話し合いで、一日の時間を教える側も習う側もより有効に使うことができ、自宅にいて日本国内のみならず世界中の日本語学習者に日本語を教えることができます。
本講座は受講生の都合の良い時間にご自分のペースで学習し、半年で全講座を修了することもできます。
貴重なお金と時間を費やすわけですから、講座修了後のことも考えて費やした分がどれだけ回収できるかも計算しておくとを勧めます。