日本語教師養成一般通信講座
期間 | 10週間 |
評価 | ワークシート全10回提出の人には修了証が授与されます。 |
開講日 | 随時開講 |
講師 | 日本語教師指導歴35年以上の講師を中心に、担当講師は個人指導にすぐれており、受講者はきめ細かい添削指導が受けられます。また、毎回のワークシート提出時に4つまで質問ができ、丁寧にお答えいたします。 |
授業料 | A$990(教材費、本校からの郵送料を含む) |
受講資格 | 18歳以上で、日本語が話せ、簡単な英会話ができる。国籍不問 |
添削方法 | Eメール |
学習方法
講座受講者は、本校オリジナルのテキスト、教師指導要綱、オーディオ教材を使って学習を進め、日本語教授法に関する必要な知識とテクニックを身につけます。受講は定期的に規定の課題に対するレポートをワークシートに記入して提出し、担当講師からの添削を通して個人的な指導を受けます。
第2回以降もこの手順で学習していき、最後第10回のワークシートを提出した後、添削された第10回のワークシートとともに修了証が授与されます。
コースカリキュラム
【前半】
日本語教育とは何かを中心に、基本的な日本語教授テクニックを学びます。
主な学習内容
- ローマ字表記法
- 動詞の4基本型
- 日本語の発音とアクセント
- アスペクト
- 助詞と語順の紹介
- テンス
- 「こ、そ、あ」の関係
- 教材の作成法
- イ形容詞とナ形容詞
- オンラインで日本語教える方法 基礎編
教材(本校オリジナル)
- Spoken JapaneseⅠ
- 教師指導要Ⅰ
- 通信講座教師用オーディオ教材配信
- ワークシート
- 日本語教師養成一般講座ガイド
- 登録日本語教員筆記試験対策用日本語教育能力検定試験過去問徹底解説書
【後半】
日本語教育に関するより専門的な知識の習得と問題の解決法を中心に学びます。
主な学習内容
- 助詞の研究
- 数詞と助数詞
- 疑問詞の一覧
- 従属節
- ムード
- 派生動詞
- 助動詞の述語表現の分類
- 敬語
- オンラインで日本語教える方法 応用編
教材(本校オリジナル)
- Spoken JapaneseⅡ
- 教師指導要綱Ⅱ
- 通信講座教師用オーディオ教材配信
- ワークシート
- 日本語教授法直接法
- 教え方実践編動画配信
- 登録日本語教員筆記試験対策用日本語教育能力検定試験過去問徹底解説書
WJLCの日本語教授法
WJLCの日本語教授法は主に英語圏の人に日本語を教えるために長年の研究により開発されたものです。私たちが日常使っている日本語を外国人の目でとらえながらひとつずつ整理して体系付けます。無意識に使っている日本語を外国語として意識化し、そこに合理的なルールを発見していきます。
本講座では海外、オーストラリア・シドニーの学校の一般通学講座で教えられている同じ内容の英語を媒介語とした間接教授法と、日本語で日本語を教える直接教授法の両方の教授法を通信教育で学習します。本講座では受講なさる皆さんが、初級の日本語学習者を対象に、段階的かつ体系的に教授法が10週間で習得ができるようにカリキュラムを組んでいます。もっとも受講有効期間は6カ月間ありますから、通学では得られない自分のペースでゆっくり時間をかけて学習することもできます。また、登録日本語教員筆記試験対策の基本的な部分も学習します。修了後はマスター講座(通信教育のみ)に進むことができます。 充実した内容で受講生の夢の実現に寄与してきたことをスタッフ一同喜びに感じています。